翻訳家のご主人と料理家の奥様、そして二人のやんちゃなお子さんたちが暮らす茶の間と縁側のある家。縁側・茶の間・台所という日本の古き良き住宅構成を改めて考え、お茶の間を家の中心にして家族がひとつの空間に集まって暮らすことができる家ができました。

料理家である奥様の動線や使い勝手を幾度となく想像して作ったキッチンは、料理や家事に集中するための閉ざされた空間ではなく、茶の間、その先の縁側や庭、そして二階ともゆるく繋がるフレキシブルな空間。子どもたちの声、ご主人の気配もわかり、逆に料理の良い香りや、包丁の音も伝わります。

家族それぞれが、遊んだり、仕事をしたり、本を読んだりするのは決まったスペースがあるわけではなく、その時の光の具合や気分で自由に居場所を決めています。いわゆる「LDK」という考え方を離れて、家族でちゃぶ台を囲む「茶の間」を中心に、板の間、庭に面した縁側、2階まで貫く本棚を配置。求心力がありながら外に開けた明るく風の通る空間となっています。

少しダークなウォールナットの無垢フローリングは、ご夫婦のお好きな古道具にもよく馴染み、古民家のような落ち着きのある空間を作っています。その床とも、畳とも相性の良い珪藻土と土佐漆喰の生成り色がさらにその空間を柔らかくしています。

誰もが驚く2,500冊の本が収納可能な本棚には、本だけでなくCDやおもちゃ、家族の写真なども飾られていて、今の暮らしにあった使い方がなされています。

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三角テラスのある家

家族3人で暮らす三角テラスのある家。日々、空を見ながら食事をし、鳥を数え、月の満ち欠けを知る。そんな暮らしをしたかったというご家族が、実際にそう暮らしています。見える風景はきっとずっと変わらないけれど、お子さんの成長とともに少しずつ暮らしをカスタマイズしながら、変化を楽しんで暮らしていただければと思っています。

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CAFE HOUSE

住まいだけでなくカフェを併設したいというご希望を叶え、さらにその2つの空間がお互いを豊かにするように考えました。自分たちらしいこだわりを持つお二人の、人柄や暮らし方がそのまま表現されているようなカフェになりました。

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縁側と茶の間のある家

天気の良い日は爽やかに、雨の日もしっとりと過ごすことができるような、季節や天候が良い意味で作用する空間になりました。家族の気配が、家のどこにいても感じられる「ひとつ屋根の下」の暮らしが、ご家族の成長を見守っていきます。

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原稿用紙のような家

家のあちこちに、本はもちろん舞台に関わる小物などが取り入れられ、自然に舞台を連想してしまう暮らしです。書く、編集する、創りだすといったお客様のライフワークを、ライフルスタイルにもうまく組み込んだ空間ができました。

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